特にチャットと連動している気がしない記事を過去に遡りながら追加していこうかなと思っています烏野です。
頂いたツーショットとかも自慢したいしね！　名簿からリンク張ってないから来る人なんてとても限られてると思うけど！

そして今回は、図書館でオーナーのことをちょこっと書いたのでそろそろ彼を解説しておこうかなという魂胆です。
長ったらしく読み難いであろう自己満＆備忘録臭のする設定は追記に。

　通称「ラプラス」、本名不明。たぶん男。種族不詳、たぶん人間。
　年齢も不詳、外見20代、金髪碧眼で柔和そうな顔立ちの男性。
　額やこめかみ、首の後ろなどにクリスタルや金属が埋まっている。
　独立都市国家「ヴェロナージ」の屋敷に住む、端的に言って富豪の研究者。
　『過去と未来を含むこの世の全てを識りたい』という底なしの知識欲を持つ。
　その欲求を満たす資金と技術を得、またそれで『何かを知る』ため、金融や諸々の娯楽、製薬・医療や福祉、人身売買その他様々な事業を扱う。実際の運営は人に任せているものの、その『ヒトをやめつつある身』で以ってその全てを監視している。

　身体に埋め込まれたり体表を這ったり、また覆ったりしている結晶類や金属には様々な術が施してあり、その殆どが「記憶媒体」か「演算装置」、或いはそれらを繋ぐ回路としての機能を持っている。
　研究しているのはそれらを含めた「情報処理装置」が主で、身体に埋め込むもの以外にも金属板や水晶を媒体に情報を読み書きする装置なども所有する。
　多くの事業からもたらされる膨大な情報をこの『全てを識る為の技術』で捌き、それで得た資金と情報をもとに更なる研究を進めて行く。その膨張はとどまる事を「知ら」ない。

　肉体、つまり知識を留める器の劣化は『全てを識る』為の障害であると考えており、最近は衰えない器を生み出し、それに自らを移植する方法も探している。
　外見年齢が若いのは、不完全ながら劣化を遅らせる処置を身体に施しているから。埋め込まれた無数の装置といい、もはやその身はヒトであることをやめつつある。

　肉体的な能力は「ちょっと護身術を嗜んでる凡人」程度。
　が、魔法的な電気による高精度のセンサーを身体に埋め込んでおり周囲の空間をくまなく把握、また対象を絞れば脳内で発生する準備電位を読み取り何をしようとしたのか知る事が出来る。外付け演算機のお陰で計算・処理速度もヒトを大きく超えている為、認識の上では「未来を読んだような」行動が可能。
　術師としての才はそれなりにあり、搭載した術具で増幅･加速させた電気を巧みに操り様々な現象を起こす。一定の距離にあって魔法的な電気を通す金属は全て武器となると思っていい。

　闘技場にも多額の出資をしており、また自らも闘技士を所有する。
　エキシビジョンの名目で連戦し倒れたダートラディアを闘技士として「買った」。
　それは気紛れでもあり、生身で最適化していく彼女への興味でもあり。

　それが高じて闘技士ではなく緩やかに洗脳して私兵化しようとしたところ、勘付かれ装備一式（例の戦闘服）を持ったまま逃げられた。その後は適当に泳がせ観察してから再会、時々データを取ることを条件に自由な行動と様々な援助を約束。
　が、この援助というのは様々なもの（物質に限らない）を破格で提供するというもので決してタダではない。結果、いつの間にやら多額の借金を負わせ「自分を質入れ」したかのような状況を作り出した。




……というわけで、現在らでぃ子は（例の独立都市国家では）法的に“オーナー”の“所有物”のまま＋アホみたいな借金がある、という状態です。
所詮は「都市国家」なので国外逃亡（？）してしまえば通常どうにでもなってしまうのですが、相手が相手だけに本気でトンズラこいたら即刻連れ戻されてそのまま実験材料にされかねない。
今回、色々とする為に使ったルートのスタート地点は、「昔オーナーに紹介してもらった店、から紹介された店、が更に紹介してくれた……」と続いた先の場所、しかも傘下には触れないようにしたものの見事に見つかった。ついでにバ○サン的な情報も引っかからねーかなと糸を垂らしてたのもみんな筒抜けた。
今まではそういった都合も全部オーナーの“援助”を介してやっていた為か、独自行動で怒りを買った……ような、実はそうでもないような。意図の読めない手紙を頂きました。

……と言うのは、メタな話をすると単に薬屋再開の準備ロールと、バ○サン的な話をする際のパーツを好きに起こせるような伏線を張るついでの演出に過ぎないのですが。が。

とりあえずオーナーと縁を切らないとその内身体は回収される設定。
死んだら持っていかれるし、劣化の兆しがあったら生きたまま拉致られる。
尤も、劣化の兆しなんて少なく見積もってもあと五年はなさそうですが。
縁を切るにはどうすればいいかって、とりあえず自分を買い戻す。それから借金を何とかする。
けどその辺をどうロールしていくかは未定。


つまり何が言いたいって、
　他人を私物扱いする割に自分が既に所有物でした
という話です。（違う）