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最近また街で恋の話が色々と流れてますね。カップル誕生だったり昔の話だったり。りあじゅう爆発しr……リアルではありませんでした。烏野です。
そんな流れなので今回はキャラデザインにおける恋愛・恋愛ロールについての独り言。
思い返すと私、PBWを五年くらいやってきて真っ当な恋愛ロールを一回もしてません。なんてこった。
キャラクターを組み立てる時は、その価値観の一つとして恋愛観もある程度は決定するし、過去設定の一環として恋愛経験、ついでに異性経験(いや同性でもいいというか場合によってはそっちもだけど)も考えておく。
因みに、
ミーシャ:
一夜だったり一時だったり行きずりだったり。 異性同性、特殊嗜好に異種まで色々。でも一線は越えてないと思う。
ろぜ子:
恋愛感情を抱いた事はたぶん無い。 色々あったけどミーシャの半分も酷くはない。
P子:
故郷に居た際、幼い恋心を抱いた事はあったが無自覚。 ない。トラウマなどもない。
らでぃ子:
そもそも非対応。 ない。旅に出てすぐの頃、襲われて割った経験があるが別に引きずってない。
登録中のPC四人は簡単に言うとこんな感じ。
多分、一番真っ当なのはP子。次にまともなのは何だかんだでミーシャだと思う。ろぜ子は一歩間違えるとメンヘラになりそう、らでぃ子は恋愛非対応。
P子はもう普通の女の子と言って大丈夫そうなので割愛。恋愛ロールするなら回しやすいだろうなぁ。
ミーシャは自分を含めた人類が嫌い。そして人生の半分近く、自分の身体を商売道具に使ってきた。でもだからこそ、自分を淡白に「使う」のではなく好きだと言ってくれる人と一緒に居る時くらいは憎悪を忘れていたいと願って、実際にそう過ごしてきた。 だからもし、今後誰かをちゃんと好きになる事があったらそれは真っ当な恋の形をしている筈。愛情深くはあるだろうけど、別に病まない。そこはなんと言うか、大人っぽく。
ろぜ子。
昔は文字通りの「何でも屋」集団に所属していた子。流石に直接買われるほどに上物ではなかったものの、それだけに誰かに近付く必要がある時や寝首を掻く時はそれなりの事をする事もありました、と言う話。当然、そんな集団の中で普通に恋する機会なんてありませんでした。尤も仲は悪くなかったので、そんなに酷い環境ではなかったものの。 結果、ミーシャとは逆に「好きになりたい」という思いばかりが膨らみ、らでぃ子とはまた別の偏りを抱くことに。だからこのまま誰かを好きになる事があったら、ほぼ間違いなく面倒なメンヘラになる。
らでぃ子。
恋愛非対応。そもそも最初から「恋が出来ないキャラ」としてデザインしたという事実を暴露。但し、非対応なのは「恋」であって、誰かを「愛」することは出来る。
キャラクターやストーリーを考える場合、「恋≒恋愛」と「愛」はそれぞれ確りと定義しておくべきだという自説。とりあえず、恋愛は「愛」に対して「恋」の方が大きいか、若しくは先行している状態あるいは感情。
そして「恋」は、様々な意味で「相手と結合しようとする本能」であると、創作の時は定義している。そしてもう一つ、「恋」は本質的に「性的」であるとも。ここで言う「性的」は何も肉体的な事ではなく、魂や精神を食むような官能性、「プラトニックな性」というものも纏めてのもの。 つまり言ってしまえば、恋愛≒性愛。
「愛」については一応、本来的な形もどの部分が歪むとどういう結果を生じるかも頭の中にはあるものの、美味い具合に言葉が纏まらないので割愛。
らでぃ子が「恋愛非対応」だと言うのは、「恋」の本質である筈の「性」、更にその中でも重要な柱であろう「狭義での、健全な性意識」が欠落しているから。 何度か言っているけど、らでぃ子は健全に二次性徴をしてない。特に、精神的な面で。だから、「恋」的に誰かと結びつこうという思いが起こらない。
そしてその「性」の隙間を埋めるように存在するのが、闘争本能のような何か。「闘争」が「性」の代わりにあるよりは「性」を「闘争」の形にしか変換できないような感じがするものの、流石にこの辺りはよく分からない。
なので、性で別けるという意味では「性別」を気にしません。らでぃ子は。抱く「好き」という感情は大抵の場合とてもストレートで原始的、だから相手が同性か異性かというのは好意の種類にあまり関係ない。……でも多分、欠落しているなりに異性愛者なのかもしれない。「好き」になった相手とは闘ってみたくなるし、闘って愉しかった相手のことは「好き」になる。のだけど、基本的に女性を本気で殴る気にはなれないから。
ただしそれでは社会生活が困難なので、様々な「常識」が複雑に絡み合い組み上がって、擬似的な価値観を構築してそれに従って性を区別しているのだとか。ひょっとしたら女性に手を出さないのはそのせいで、実は良性愛者かもしれない。そこもまたよく分からない。
本来ならその辺りも決めておくのだけど、流石に「性」が欠落してるとなるとどこまで突っ込んでいいか分からない。
……なんでこんな面倒くさい事を考えたんだ当時の私。いやお陰で面白いけど。
そんなつもりは無かったのに、らでぃ子の中身があまりにも特殊だったもので文章に起こしたらほぼらでぃ子語りになったというオチ。
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確かなのは変態という病気を患っている事と、頭がよくない事、年齢制限は大丈夫だという事。