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PBCサイト『Petit -ペティット-』に参加中のPLが、主に独り言を呟きたいという欲求を満たす為のブログです。 暫定的に。
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ラインの持ってる魔道具の一覧。例によって仮記事。
たぶん増える。

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 ラインの化ける姿についての解説。ただしこれもサイトの方にあげる予定なので仮バージョン。
 表記の変更はあるかもしれませんが、それは便宜上のことであって実際の設定・内容にはおそらく変化ありません。

 現在、「青」のみ未出。待機中。


 ジャスティン・ライン・カーマインの生立ち。
 人によっては不愉快な性的要素等を含んでおりますので、閲覧注意。
 サイト作成後、そちらにアップしようと思っていたSSですが、どうにもサイト作成作業が進まないので先に此方へ仮アップ。
 最終推敲はサイトのレイアウトも考慮に入れた上で行う予定なので、文章の構成や各章の分割などは未完成になっています。

 また、このSSは2011年の夏にダートラディアが帰郷した時の出来事という舞台設定で書かれていますが、あくまでPetit本家サイトで実際にあった事ではなく、PL個人の頭の中で作った話、いわばセルフ二次創作・外伝という位置付けです。
 そのため、このSSの内容は本家でのロールに一切の影響を及ぼしませんし(※)、一発PCと一般PCの間に現行の本家規約に抵触するような特別な人間関係やストーリーを構成するものではありません

 あくまでPLのお遊び、カップリングイラストやパロ絵、小話と同じものであると受け取っていただければ幸いでございます。

(※ただし、規約変更以前、過去のイベント当時に発生したがそのまま抱え込んでいると現行の規約に抵触してしまうストーリーを消化する=現行の規約に違反しないようにPC設定を修正した際の副産物として生まれた話に関しては、この限りではありません。あくまで、設定の修正が先にありきと言う前提において。


《或る夏の話》
 一.到着
 二.夜のこと
 三.告白
 四.それから
「随分と背が伸びたものだな」
 突然そう声をかけられて、ダートラディアは軽く身を強張らせた。
 高く結われた銀髪が朝日に滲み、薄らと紅を帯びた白磁の肌は五年以上経った今でも年齢を感じさせなかった。モノトーンのシャープな服に身を包み、切れ上がった目にルビー色の瞳が十センチほど下からダートラディアを見ていた。
「……母さん」
 幾つかの問いを含んだ呼びかけだった。女にそれは通じたのだろうが"答え"は返らず、
「五年――六年もすれば当然か。しかしうすらデカくなって」
 そう言って、硬質な表情の、口の端を僅かばかり釣り上げた。


 奇妙な息苦しさを、ダートラディアは覚えていた。


 テーブルに置かれたのは、街で仕入れた紅茶に山で採れた香草を混ぜたフレーバーティと、砂糖漬けにされた花だった。どちらも、興奮は鎮め落ち込みを高揚させる効果があるものだった。甘く華やかな香りが、生温い昼の空気にゆっくりと溶けていく。
「つまり、お前が帰って来た理由はそういうことか?」



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